エピソード17 身近な催眠シリーズ:描く瞑想 | ヒプノセラピーのアンダーセンス
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エピソード17 身近な催眠シリーズ:描く瞑想

描く瞑想 ゼンタングル

今回は、「描く瞑想」とも言われているゼンタングルのご紹介です。紙とペンがあれば、シンプルなパターンを組み合わせて描くだけで素敵なアートができてしまう、しかも間違いも失敗もないゼンタングル。慣れてくると、パターンを描くことに夢中になって、瞑想の世界へ・・・

動画の中でご紹介したCZT(ゼンタングル認定講師)藤村歩さんの作品、ワークショップ、イベントの情報は以下の通りです。

スクリプト

描く瞑想、聞かれたことはありますか?ヒプノセラピーを一緒に勉強した友人がとても綺麗な幾何学模様的なカードを見せてくれて、「それ、自分で描いたの?絵の才能があるのね」と言ったところ、彼女に「紙とペンがあれば誰でも描けるよ」と言われ、私が放った一言は「まさか」でした。それが、私のゼンタングルの出会いでした。ゼンタングルというアートで「描く瞑想」と言われていること、しかも、ゼンタングルには「間違いがない」ということを聞いて、そんな三拍子揃ったアートがあるの?と俄然興味が湧きました。

「瞑想」、「誰でも紙とペンがあれば描ける」「間違いがない」なんとも理想ではないですか?

最近では、ゼンタングルも徐々に日本で広がっているようです。CZTというゼンタングルの認定講師も数多く存在します。今日は、このゼンタングルについて簡単にご紹介します。

ゼンタングルはアメリカ人のマリア・トーマスさんとリック・ロバーツさんが創られたアートです。もともとマリアさんはボタニカル・植物のイラストなどを制作されていて、リックさんは17年間仏教の僧侶だったことがあるそうです。

ゼンタングルの公式サイトによると、2003年のある秋の日、マリアさんがアトリエで金の飾り文字の後ろにパターンを描いていたそうです。リックさんに話しかけらて、ハッと我にかえったマリアさんは、話しかけられる前の自分の状態に気づきます。それは「我も忘れ」「時間の観念もなく」「何の努力も必要としない」、作業に没頭している境地でした。僧侶としての経験が長かったリックさんは、「それは瞑想状態だよ」と伝えます。

マリアさんのアートを購入していたお客さんたちが、羨望の眼差しで「自分もこういう絵が描けたら良いのに、でも時間も才能も空間もお金もない」と口々に言っていたことから、シンプルなパターンだったら、誰でも簡単に楽しめるのではないかと2人で話しあった結果、ゼンタングルというメソッドの描き方のアイディアが生まれたのだそうです。

ゼンタングルの「ゼン」は仏教の禅からきていて、「タングル」とは英語で絡み合うという意味です。マリアさんが描いていたシンプルなパターンのタングルと禅を合わせてゼンタングルという名前になったそうです。

基本的には紙と細めのペンがあればどこでも、いつでも描くことができます。実際、私が初めてゼンタングルを教わったCZTの方は、最近、電車の中で立ちながら描いた、それは綺麗なゼンタングルをインスタグラムに載せていて、私はびっくりしました!私には到底できる技ではありません。

が、話を戻すと、タングルと呼ばれるパターンは比較的シンプルです。このゼンタングルの例で使ったタングルのいくつかを紹介しましょう。丸を重ねるようにしたティップル、涙型に線を入れた葉っぱのようなフラックス、そしてグルグル渦巻きを重ねたプランタン。その他にもタングルの数はたくさんあります。

どのタングルを使うのかはその人次第、気分次第。自由に、好きなように、その時の気分でタングルを自由に組み合わせて描くことができます。そして、特に何も考えることなく、ただひたすら手が動くままにパターンを絡み合わせて描いていると、禅の境地、言い換えれば瞑想、そして催眠状態に入るのは間違いないです。

だがしかし、私のようにもともと絵を描くということをほとんどしてこなかった人間にとっては、「ただひたすら手が動くままにパターンを描いていく」ということがすんなり自然にできるわけではありません。人にもよると思いますが、私は講師やお手本を見ながら、必死になって見よう見まねで描いていく感じではあります。

ですので 、私はまだゼンタングルをしながら催眠状態に入ったことはありません。が、私のように絵が得意ではない人でも、簡単に始めることができて、絵を描くという行為を楽しめて、ちょっとしたアーティスト気分を味わえるというのは、大きなメリットだと思います。そして、慣れてくれば、もっと自由に気ままに描くことができるようになると思いますし、瞑想状態にも入ることができると思います。しかも失敗がない。意図したようにいかなかったら、それはそれで生かしてくというのがゼンタングルです。

ゼンタングル、興味が湧いてきましたか?では、ゼンタングルの始め方についてちょっとご紹介しましょう。

Amazonなどでもゼンタングルの本が購入できます。私も最初は本を買って、ポストイットやメモ帳に描いていました。

で、これは面白そうと思い、次にAmazonでスターターツールセットというものを購入しました。ゼンタングルのもう一つのメリットは、必要なお道具やツールがお安いことです。初めて始めるハードルが低いのも嬉しいですよね。

そんなふうに始めたのですが、やはり本をみながら描いていくのだと分かりにくいところもあって、クラスを受けてみることにしました。

日本でもゼンタングルの認定講師が増えていることは冒頭にお伝えした通りですが、今日は私が何度か教えていただいたCZTの藤村歩さんをご紹介。

藤村さんのゼンタングル作品を動画の下に載せておきますので、ぜひ、チェックしてみてください。LINEの公式アカウントに 登録されると、イベントやレッスンのお知らせが配信されたり、時々ゼンタングルの限定動画もアップされますので、オススメです。

また7月9日から26日まで、藤村さんを始めとする複数の作家さんのゼンタングルのグループ展が北池袋のカフェにて開かれるそうです。いろんな方の、いろんなスタイルのゼンタングルの作品を見られるチャンス!詳細は動画下に貼っておきますので、ご興味のある方は是非。

必要なお道具も藤村さんから購入することができますので、併せて藤村さんのウェブサイト、カルチャーセンターでのクラスなどのリンクも貼っておきます。ゼンタングルを試したくなったらぜひ、チェックしてみてください。

見るだけでも目の保養になり、また簡単に楽しく始められて、没頭すると催眠状態に入れてしまう、描く瞑想ゼンタングルのご紹介でした。

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