エピソード16 瞑想、マインドフルネスとヒプノセラピー | ヒプノセラピーのアンダーセンス
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エピソード16 瞑想、マインドフルネスとヒプノセラピー

瞑想 マインドフルネス ヒプノセラピー

瞑想が大の苦手だった私・・・今でも「瞑想」をすることはありませんが、同じ深〜い意識レベルに入ることは時々あります。瞑想してないのに・・・です。

それは最高に心地よい感覚で、しばらくは戻ってきたくないようなそんな境地です。でも、いつでもオンデマンドでその状態に入れるわけではありませんが(笑)。

瞑想が苦手でも、ヒプノセラピーならこの境地を経験するだけでなく、今進んでいる道を阻むご自身の思考や言動を手放して、もっとポジティブに前進して目標に近づくことができますよ。

瞑想、マインドフルネスとヒプノセラピーの効果、共通点と違いについて知りたくなったら動画をチェック!

動画の中で触れているサジェスタビリティについて説明しているエピソードはこちら

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前回のエピソードでは、実は瞑想が大の苦手だったという告白をしました!実はアーユルヴェーダ医師の勧めで、10日間のヴィパッサナーのコースに参加したこともあるのですが、私には全く合わず・・・コースの最後に、一日1時間は瞑想をするとよいとアドバイスされましたが、あり得ない!と思ったぐらいです。

というわけで、今日は私の体験も踏まえつつ、瞑想とヒプノセラピーの共通点や違いなどについて少しお話ししようと思います。

瞑想が大の苦手だった私が、どうやって深い瞑想・催眠状態に入れるようになったのか?

ヒプノセラピーだと、「私は催眠にはかかれないのでは?」という質問をよく耳にします。今までのブイログをご覧いただいていれば、「催眠状態に入れない人はいない」ということはもうご存知かと思います。ただ、催眠状態に入りづらい人というのは存在します。もちろん程度の問題ではあるのですが、一つはサジェスタビリティのタイプによるもの。つまり、情報をどう受け止めるかというタイプのことです。こちらについてはエピソード8で例を挙げて説明していますので、詳細はそちらをご覧ください。下にリンクを貼っておきます。

もう一つが、ロジック・分析型で守りが強い顕在意識とでも言いましょうか・・・どういうことかというと、

顕在意識と潜在意識の間にはフィルターが存在し、瞑想・催眠状態に入るとこのフィルターがちょっとお休みをして潜在意識にアクセスできるイメージで、その時、顕在意識もお休みモードに入り始めます。

が、人によっては、または時と場合によっては、顕在意識がお休みモードに切り替わりにくいことがあります。なので、最初のうちは催眠状態に入ってもすぐに思考が戻ってきて、さらに深いリラクゼーションに入るのを妨げたり、浅い催眠状態と覚醒状態を行ったり来たり・・・ということがあります。

私が実はその典型でした。瞑想が苦手だったのもおそらくそのせいだったのではないかと思います。というのも、サジェスタビリティの観点からいうと、私は人一倍催眠にかかりやすいタイプだからです。催眠状態が浅くても、ヒプノセラピーの効果は変わりません。実際、深ければ深いほど良いというものでもありませんが、その点についてはまた後日、お話ししたいと思います。

ヒプノセラピーのセッションでは、基本的に催眠の部分を録音します。私自身のセッションでも、翌日にその録音ファイルがセラピストから送られてくるのですが、その録音ファイル聞いていたある日、途中からセラピストの声は微かに聞こえているんだけど、何を言っているのかはわからず、真っ白な霧の中を浮いているようなそんな感覚になりました。と思ったらあっという間に012345とカウントアウトされて覚醒しました。

毎回経験するわけではないですが、何度もその感覚を味わううちに、それが深い瞑想・催眠状態だということに気づきました。もちろん、これは私の場合ですので、深い催眠・瞑想状態をどういうふうに感じるかは人によって全く異なります。そして、この感覚を一旦味わうと、毎回その状態に入りたくなります。最高に心地よいからです。

瞑想の目的は、まさにそこにあります。意識をクリアに持っていく、何も考えない、というのは、意識的に何も考えないのではなく、瞑想状態が深まるにつれ、顕在意識もどんどんと深いお休みモードに入るので、いわゆる「無」の感覚になるということです。そして、その体験は深いリラクゼーションを伴い、場合によっては至極の心地よさをもたらします。プラス、顕在意識がリフレッシュできるので、良いことだらけです。

ではヒプノセラピーはどうでしょう?瞑想も催眠も仕組みは同じなので先に上げたメリットが全てあります。それに加えて、自分が問題だと思っている感情の紐付けやパターンを手放して、ポジティブなメッセージやパターンをダイレクトに潜在意識に植え付けることができるということです。これがヒプノセラピーの最大のメリットと言えるでしょう。潜在意識に働きかけることで、具体的に問題を解決して、理想の状態に近づける、目標を達成できるのがヒプノセラピーになります。

次にヒプノセラピーと瞑想の違いについてですが、瞑想は自分で瞑想状態に入りますが、ヒプノセラピーではセラピストの誘導で催眠状態に入ります。これが大きな違いの一つです。ただし、自己催眠という手法もあるので、それに関しては瞑想により近いと言えるでしょう。

また、瞑想の場合、必ず座禅しなければいけないわけではないですが、足を組んで座るスタイルが多いのは事実ですが、ヒプノセラピーでは脚や腕を組むことはありません。完全に脱力して、体の力を抜いてリラックスできるポジションが原則になります。

最後に、重要なポイントを一つお伝えしておきます。
瞑想にしろ、催眠にしろ、脳波がα波、θ波の状態では、潜在意識にアクセスができるとお伝えしました。つまり、フィルターがあまり機能していないので、何でもかんでも情報が落ちやすいということでもあります。ですので、長時間、α、θレベルにいることは好ましくありません。ヒプノセラピーでは、最後にセラピストが0から5までカウントアウトをし、しっかり覚醒することを確認しますが、瞑想や自己催眠の場合も、最後にしっかりと覚醒することが重要です。まだ瞑想・催眠状態にある時に、例えばメディアで流れている衝撃的な報道などを見ると、それらの情報がストンと潜在意識に落ちかねません。その点は十分注意してくださいね。

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