やっと見つけた!失敗なしレシピ
植物性のヨーグルトというと、最近では一般的なスーパーでも豆乳ヨーグルトは見かけるようになりましたね。ですが、私は豆乳ヨーグルトの味があまり好きではなく・・・自家製なら美味しいのかもしれないのですが、市販のものはヨーグルト特有の酸味が欠けているように感じて・・・
ココナッツミルクのヨーグルトは以前にご紹介しましたが、自家製のアーモンドミルクやカシューナッツミルクで作りたいなぁと思っていました。が、色々なレシピを試してみましたものの、これがなかなか難しい・・・うまくいったりいかなかったり・・・
ですが、やっと見つけました!!自家製のナッツミルクで、しかもサイリウムで凝固させる必要もないヨーグルト。今のところ、一度も失敗していません!ので、自家製のナッツミルクでヨーグルトを作ってみたい方、ぜひお試しください。
ご紹介するレシピ

このレシピは The Pot Thickens さんが YouTube で紹介されていたものです。下記のレシピは動画の内容をそのまま日本語にしてありますが、私が作ったときは次のように変更しました。
- アーモンドではなく生カシューナッツを使いました。浸水時間が短いということもありますが、柔らかいナッツなのでミルクにした後にパルプを濾す必要もありません。アーモンドよりも若干価格も低めということもあります
- 固めにしてみたかったので水は2カップにしました。が、3カップにして少しサイリウムを加えるのも良いかもしれません
- 砂糖ではなくデーツを2つ加えました。ヨーグルトの色が少し茶色っぽくなります
- 室温ではなく、インスタントポットのヨーグルトの機能を使いましたので、10時間弱で出来上がりました
また、2度目以降は種菌のためのヨーグルトを購入する必要はなく、作ったヨーグルトを種菌にして次のヨーグルトを作ることができます。
感想
基本的にサイリウムは常備しているのですが、使わなくても美味しいヨーグルトができるというのはとても魅力でした。
実際に作ってみて、砂糖の代わりにデーツを入れたので、色は真っ白ではなくちょっと茶色味がかかっています。精白したものや砂糖は普段から使わないので、私は全く気になりませんが、真っ白のヨーグルトにしたいのであれば、甜菜糖であれば色はつかないかもしれません。
砂糖を入れる理由は、甘味をつけるためではなく、菌の餌にするため、つまり発酵しやすくするためだそうです。ですので、ヨーグルト自体が甘くなるわけではありません。私はデーツを2個入れたせいか、ヨーグルト自体にもほんのりとした甘みは感じました。
固めのヨーグルトにしたかったので水を2カップにしましたが、「固め」にはなるものの、市販のヨーグルトのように「固まる」わけではありません。固めたいのであれば、粉寒天などを少し入れる必要があるかなぁと思います。
普通にフルーツやグラノラと合わせて食べるのであれば、水3カップでも十分だと思います。私はお菓子を焼く際にヨーグルトを入れたりすることがあるので、固めのヨーグルトにしてみました。
これまで試した中で一番手軽に、シンプルなレシピで、かつ一番美味しい自家製ヨーグルトレシピだと思います。
ぜひぜひ、試してみてくださいね。

カシューナッツ(アーモンド)ヨーグルト
サイリウム不要、自家製のナッツミルクでヨーグルトを作れます
Ingredients
- 1カップ生アーモンド(無塩、乾燥)有機のものがおすすめ
- 3カップ水固めにするならするなら2カップ
- ひとつまみ塩
- 1大さじ砂糖デーツなどでも可
- 2大さじ豆乳ヨーグルトなどの種菌
Instructions
アーモンドは水に浸して、8時間以上(一晩程度)浸水させておきます
浸水後は、軽く水洗いをして水気を切り、皮を剥きます
浸水させておくと皮はツルンと剥けますよ
バイタミックスなどの高速ブレンダーに皮を剥いたアーモンドと水、ひとつまみの塩と大さじ1の砂糖を加えてから、スイッチオン。徐々にスピードを上げて、1分ほど攪拌し、滑らかなミルクにします
ナッツミルクバッグやガーゼなどで、ミルクを濾してアーモンドのパルプを取り除きます
鍋に濾したミルクを鍋に移して、常にかき混ぜながらブツブツと表面に泡ができて、若干とろみが出るまで火を通します
火からおろしたら、43度程度になるまでそのまま冷まします
ヨーグルトの種菌を加えてよく混ぜ、蓋をして温かい場所で12〜24時間置きます
好みの酸味になったら、冷蔵庫で保管します
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